真夜中の不在連絡票

ひとりごとです

お母さん二人いてもいいかな!?中村キヨ(中村珍)著

読了。仕事行くの嫌で、読んだ。 
5つ星。「保護者からの気まぐれのおしおき」は絵と一緒にみると、すごくあせる。レイプの話は、衝撃が強かった。
奥さんから渡された課題図書である。私に何か変化を望んで渡したのだろうか?私が人に本を奨めるときは、自分が、感じた感動を共感したいからすることが多い。でもそれは、渡された方にしたら迷惑だろうなと最近おもうようになった。なんでも、どのように感じるかは、その人の自由なので、気持ちをコントロールすることは、いけないことだと思う。大人同士はもちろん、子供にもしたらいけないことかもしれない。いい本、読ませたい本は、たくさんあると思うが、本は、その人にとってのタイミング(縁)があるかもしれない。
出産の話が、あった。こんなに大変なことだったのかと知った。娘が生まれたとき、奥さんは実家に帰っていた。毎日、仕事が終ったあと顔を見に行った。そのとき、どんなに大変だったか、あまり想像できなかった。この本を読んで、少し想像ができた。東京のとき子供の話をしたことがあるが、なにもわかってない人と一緒に出産、子育ては、無理だと感じたのだろうと想像する。松田道雄の「育児の百科」や育児の本はしっかり読んだが、実践が伴わなく、奥さんの安心感や信頼を得ることができなかったのだろう。
なんでも逃げたい人間なので、死にたいと思うことは、しょっちゅうであった。でも、結婚して、娘が生まれた。娘が小さい頃、病気になると、奥さんや娘がいなくなるときの想像を絶する苦しみを想像できるようになった。だから、奥さんや娘も私がいなくなれば、想像を絶する苦しみを味わうかもしれない。それは避けねならないと思って生きている。どこまでも自分本意な自分勝手な生き方かもしれない。でも、自分の命あげれますかと言われるとどうぞと言える。今いろいろ不安があるが、幸せだなと実感した。

お母さん二人いてもいいかな! ?

お母さん二人いてもいいかな! ?